【レビュー】YAMAHA Vintage Open Deck

YAMAHA Vintage Open Deckを入手した。
YAMAHAのVCMテクノロジーによって粒子レベルから再現されたテープデッキはSwiss ’70、Swiss ’78、Swiss ’85、American ’70の4種類。

録音デッキと再生デッキを個別に選択可能。
テープスピードやバイアス、EQ、ディストーションに加えテープ状態も新しいものと古いものから選べる。

基本は録音デッキのRecordノブと、再生デッキのReproduceノブによりレベル調整。バイアスや、テープの新旧で音色付をする感じ。実機が4種類も再現されているので幅広い音作りが可能。

Kramer Master Tapeと比べると音は控えめながら、音がきめ細かく上質。設定できる項目は少ないが、純粋なテープシミュレーターとしてはVintage Open Deckの音の方が正解なのかもしれない。

一つ不満があるとすれば、UIの画像がKramer Master Tapeと比べちゃうとちょっと画像が小さいと言うか貧相な感じもする。

起動にはUSB-eLicenserが必要だが、Cubase付属のUSB-eLicenserを利用可能なので全く意識せずに使用することが出来た。

前半Dry→後半Vintage Open Deck